特定の個人などが独自に開発し、インターネット経由でアクセスして使用するアプリケーションのことです。
通常はGoogle ChromeやSafariなどの「Webブラウザ」を介して使用されるので、特定のソフトウェアを自分のデバイスにインストールする必要なく、どこからでもアクセスできる利点があります。

既に存在するサービスとは異なる独自の機能やサービスを提供することで、ユーザーに魅力的な価値を提供することができます。一般に「オリジナルWebアプリ」や「オリアプ」と略して呼ばれることが多いです。

オリジナルWebアプリを作るには、実装だけではなく「仕様を考える力」や「ユーザー目線で考えたデザイン」など実務で求められるソフトウェアエンジニアの全ての能力が必要になります。

エンジニアの実務経験がない場合、採用担当者はプログラミングスキルを判断することができません。その為、実務未経験者はオリジナルWebアプリを提出することで、プログラミングスキルの証明にもなり、就職・転職にも有利になります。

IT業界では昨今エンジニア不足が騒がれていますが、IT人材の不足は量的だけではなく、質的にも不足しています。特にWeb系業界では、質的な「必要とされるレベルのスキルを持つエンジニア不足」がより深刻です。その為、Web系企業では基本的に即戦力が求められます。

採用担当者に提出するオリジナルWebアプリが簡単な機能しか実装していなかったり、自身で考えていない模倣アプリだと書類選考の時点で落とされる場合が多いです。

それに対して、高品質なオリジナルWebアプリを自作できると、採用担当者からエンジニアとしての総合力が評価されて、転職成功率が上がります。他にも「副業」「サービス運営」「業務効率化」など理想的なキャリアの幅を広げることができます。