すでにメンバーの場合は

無料会員登録

GitHubアカウントで登録 Pikawakaが許可なくTwitterやFacebookに投稿することはありません。

登録がまだの方はこちらから

Pikawakaにログイン

GitHubアカウントでログイン Pikawakaが許可なくTwitterやFacebookに投稿することはありません。

お役立ち情報

更新日:

切れたリンクで被リンクゲット!初心者でもできるリンク切れ営業完全ガイド

ぴっかちゃん
ぴっかちゃん

「リンク切れ営業」とは被リンクを増やすためのテクニックの一つだよ!

「リンク切れ営業」とはウェブ上のリンクが切れているページを見つけ、そのリンク先の代わりとなる自サイトのコンテンツを提案することで被リンクを獲得する手法です。

例えば、あるサイトが参考資料として外部リンクを貼っていたものの、そのリンク先のページが削除されて404エラーになっている場合があります。このような状況で、「リンク切れを発見しました。代わりに弊社サイトの関連記事をご紹介します」と提案するのがリンク切れ営業です。

この記事では「リンク切れ営業」についての具体的な方法について解説していきます。

リンク切れがダメな理由

404

リンク切れは、クリックしても「404エラー」などが表示され、ページが存在しない状態を指します。これはサイト運営者にとっても、訪問者にとってもマイナスです。

では、なぜリンク切れが問題なのかを具体的に見てみましょう。

検索エンジンの評価が下がる

リンク切れの最大の問題は、SEOへの悪影響です。
Googleはページ評価の際、単にコンテンツの情報量だけでなく、「ユーザー体験(UX)」を非常に重視しています。リンク切れは訪問者にとってストレスとなり、必要な情報にたどり着けないという明確なマイナス体験を生みます。その結果、Googleのアルゴリズムはリンク切れの多いページの評価を下げる傾向があります。

SEOへの悪影響

特に、サイト内で重要なコンテンツや外部の権威あるページにリンクしていた場合、そのページ全体の信頼性や権威性まで疑問視され、検索順位に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、リンク切れは内部リンク構造の評価やクロール効率にも影響するため、SEO全体へのダメージは思った以上に広範囲に及ぶのです。

ユーザー体験(UX)の悪化

せっかく興味を持ってクリックしたのに、エラーページが出てしまうと利用者はがっかりします。
「このサイトは古い」「管理されていない」と感じて離脱してしまうことも多く、結果的に滞在時間や再訪率の低下につながります。

他のサイトとの信頼関係が損なわれる

リンク切れを放置すると、他のサイト運営者や読者から「このサイトはメンテナンスが行き届いていない」と見られることがあります。
特にビジネスサイトやメディアでは、信頼性の低下=ブランド価値の低下につながるリスクがあります。

このようにリンク切れは「ユーザーの信頼」「検索エンジンの評価」「他サイトとの関係性」すべてに悪影響を及ぼします。
だからこそ、リンク切れを見つけて修正・提案することは、自分にも相手にもメリットのある行動となります。

リンク切れ営業が有効な理由

リンク切れ営業が効果的な理由は、相手にとってもメリットがあるという点にあります。通常の被リンク依頼は「こちらが欲しいものをください」という一方的なお願いになりがちですが、リンク切れ営業は違います。

自分にとっては質の高い被リンクを獲得できるチャンスであり、すでにリンクを貼る意思があった場所なので承認されやすいというメリットがあります。一方で相手サイトにとっても、サイトの品質向上につながり、ユーザー体験の改善ができ、さらにはSEO評価の低下を防げるという利点があります。

winwin

このようにお互いにメリットがあるため、単なる「被リンクをください」という依頼よりも、はるかに受け入れられやすいです。相手の立場に立って考えれば、サイトの問題点を無料で指摘してもらい、さらにその解決策まで提示してもらえるわけですから、感謝されこそすれ、迷惑がられることは少ないでしょう。

リンク切れの見つけ方

リンク切れの見つけ方

リンク切れ営業の第一歩は、「リンクが切れているページを探すこと」です。
この作業をどれだけ効率よくできるかで、被リンク獲得の成功率が大きく変わります。
この章では、初心者でも実践できる具体的な方法を紹介します。

以下の流れで説明します。

  1. ターゲットサイトの選定
  2. ツールを使ってターゲットサイトのリンク切れを見つける
  3. リンク切れをスプシで管理する
  4. リンク切れ営業を行う優先順位付け

1. ターゲットサイトの選定

リンク切れ営業は適切なターゲットサイトの選定から始まります。以下のポイントを意識してサイトを選びましょう。

適切なターゲットサイトの選定のポイント
・自分のコンテンツと関連性が高いサイト
 (例)自分が「SEOブログ」を運営しているなら、「Webマーケティング」や「ライティング」に関するサイト

・更新頻度が高いサイト
 定期的に更新されているサイトは、提案メールへの返信率も高くなります。

・教育系・まとめ系サイト
 他のサイトへのリンクが多いため、リンク切れが発生しやすく、提案が通りやすい傾向があります。

2. ツールを使ってターゲットサイトのリンク切れを見つける

ターゲットサイトが決まったら、実際にリンク切れを探します。
このとき、サイトのページを一つ一つ確認するのは非常に大変な作業です。
ですがリンク切れを見つけることができるツールを使うと、効率よく探すことができます。
まずは無料で使えるツールから始めてみましょう。

デッドリンクチェッカー

デッドリンクチェッカー

デッドリンクチェッカーは日本語で使えるシンプルな無料ツールです。
URLを入力すると、リンク切れの有無を自動でスキャンし、切れているリンク先を一覧で表示してくれます。
ページ単位の「単一ページチェック」だけでなく、サイト全体をチェックする「サイト全体モード」も選べるのが便利です。小規模サイトやブログの確認にも最適です。

ここにリンク切れがあるか探したいサイトのURLを入力することで、リンク切れページを探すことができます。

Broken Link Checker

Broken Link Checker

Broken Link Checkerもデッドリンクチェッカー同様、無料で使えるツールです。URLを入力すると、そのページ内のリンクをすべてチェックしてくれます。

次は有料ツールの紹介です。

Ahrefs

Ahrefs

Ahrefsは被リンク分析の業界標準ツールとして、多くのユーザーに利用されています。無料で紹介したツールは、入力したURLの全てのページを順番にチェックしていくので、大規模なサイトだと全てが完了するまでかなりの時間がかかります。しかし、Ahrefsだと一瞬で表示してくれます。ただし、無料版だと10個までしか表示されません。有料版だと、最低で月に19,900円かかるので、本格的に取り組むのであれば投資する価値はありますが、まずは無料ツールからはじめるのがよいでしょう。

3. リンク切れをスプレッドシートで管理

リンク切れを見つけたら、スプレッドシートにまとめて管理しましょう。次のような情報を記録しておくと、後で営業メールを送るときに便利です。

・ターゲットサイト名
・ターゲットサイトURL
・リンク切れが存在するページURL
・リンク切れURL
・リンク切れのアンカーテキスト
・発見日

この中でも「リンク切れのアンカーテキスト」は重要ですどの様な文脈でリンクが貼られていたかを記録しておくことで、後で適切なコンテンツを提案しやすくなります。

スプレッドシート

4. リンク切れ営業を行う優先順位付

複数のリンク切れが見つかったら以下の基準で優先順位をつけましょう。

・サイトのドメインパワーが高い順
・自分のサイトにマッチするコンテンツがある
・ページの更新日が比較的新しい(1年以内)

以下のページは優先度が低いです。

・サイトのドメインパワーが低い
・フッターやサイドバーのリンク
・ページが3年以上更新されていない

代替コンテンツの準備

リンク切れを見つけても、提案できる質の高いコンテンツがなければ意味がありません。
まずは、自分のサイトにすでに存在するコンテンツで対応できないか確認します。リンク切れの文脈を読み、「この情報を探している読者は、何を知りたいのか」を考えましょう。

既存コンテンツで対応できない場合、新規に記事を作成すべきか判断します。以下の条件を満たす場合は、作成を検討する価値があります。

・ターゲットサイトの権威性が非常に高い(DR70以上)
・同じリンク切れが複数のサイトで発生している
・そのトピックが自サイトのテーマに合致している
・長期的にトラフィックが期待できるキーワードである

逆に、たった1件のリンク切れのために新規記事を作るのは非効率です。コストパフォーマンスを考えて判断しましょう。

連絡の仕方

メールの送信

リンク切れを見つけたら、いよいよ実際にメールを送ります。
この時のメールの書き方やトーンが、被リンクを獲得できるかどうかを大きく左右します。
この章では、相手に好印象を与えながら自然にリンクを提案するための方法を紹介いたします。

メールテンプレート例

では実際にどのようなメールを送れば良いか、メール例を紹介いたします。

件名:リンク切れのご連絡(○○ページにて)

○○様

突然のご連絡失礼いたします。
[自分のサイト名]を運営している[自分の名前]と申します。

貴サイト「○○ページ(URL)」を拝見したところ、以下のリンクが切れているようでした。

リンク切れ箇所:××(リンク先URL)

もしよければ、こちらの記事(https://example.com/〜)をご参考としてご検討いただければ幸いです。
貴サイトの読者にも役立つ内容になっているかと思います。

突然のご連絡失礼いたしました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

「自分のため」ではなく、「相手のために情報を提供する」という姿勢が重要です。

実際のリンク切れ営業の流れ

最後に、実際にどのような手順でリンク切れ営業を行うのか、実践形式で紹介します。
今回は例として、「Pikawaka」がリンク切れ営業を行う流れを見ていきましょう。

まずはターゲットサイトを選定します。
PikawakaはIT技術や開発に関する知識を解説するITメディアのため、同様にIT関連の技術情報を扱うサイトをターゲットにします。
※ 今回は、練習用としてこちらで用意したダミーサイトをターゲットサイトとして使用します。

ターゲットサイトが決まったら、次にツールを使ってリンク切れを起こしているページを探します。
以下のように、ターゲットサイトのURLをツールに入力して確認していきます。

ターゲットサイト

すると、以下のページにリンク切れがあることがわかりました。

リンク切れ

次はどのリンクが切れているかをページを読み進め、確認をします。すると以下のリンクが切れていることがわかりました。

リンク切れしているリンク

次に、自分のサイト内に、リンク切れとなっているページの代わりになるコンテンツがないかを確認します。
このとき重要になるのが「アンカーテキスト(リンクに設定されている文字列)」です。リンク先のページはすでに存在しないため、直接内容を確認することはできません。そのため、前後の文脈やアンカーテキストの意味から、どのような内容が適切だったのかを推測します。

今回の例では、「HTMLの基礎知識」に関するページへのリンクだったと考えられるため、自分のサイト内でHTMLを解説している記事を探します。

確認の結果、以下のページが代替コンテンツとして適していると判断しました。

代替コンテンツ

それでは、いよいよリンク切れ営業のメールを作成していきましょう。
今回は、次のような内容でメールを作成しました。

件名:リンク切れのご連絡

○○様

突然のご連絡失礼いたします。
Pikawakaを運営している宮嶋と申します。

貴サイト「CodeLearn」を拝見したところ、以下のリンクが切れているようでした。

リンク切れ箇所:https://example/html

もしよければ、代わりにこちらの記事(https://pikawaka.com/html-css/html)をご参考としてご検討いただければ幸いです。
貴サイトの読者にも役立つ内容になっているかと思います。

突然のご連絡失礼いたしました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

以上が、リンク切れ営業の一連の流れです。
ツールでリンク切れを見つけ、代替となる自分のコンテンツを選び、丁寧なメールで提案する。この流れを繰り返すことで、確実に成果が積み上がっていきます。
ぜひ、この記事を参考にリンク切れ営業にチャレンジしてみてください。

まとめ

リンク切れの営業は、単なる被リンク獲得ではなく、ウェブ全体の価値を高める活動です。指摘したリンクが修正されることで、ユーザーの利便性も高まります。まずはターゲットサイトを決め、ツールを使い効率よくリンク切れを見つけてみましょう。

この記事のまとめ

  • リンク切れの発見は被リンク獲得のチャンスです。
  • 無料・有料ツールを活用して効率的にリンク切れを探しましょう。
  • 相手のメリットを意識した丁寧なメールが重要です。