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【IT業界】 プログラミングが無料で学べるサイト12選

プログラミングを学んでみたいけれど、何から始めたらいいのか分からないと感じていませんか?
「初心者が基本からじっくり学べる教材を見つけたい」
「できればお金をかけずに無料で学びたい」
プログラミングを学ぶにあたって「挫折しない方法を見つけること」がとても重要です。学び方を間違えると、挑戦しては挫折することの繰り返しになってしまいます。
そこで今回はプログラミングを無料で学べるサイト12選を紹介します。挫折しないための注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
プログラミングを無料で学ぶ方法は?
プログラミングを無料で学ぶ方法には大きく分けて2通りあります。プログラミング学習サイトを活用する方法と、テックブログを活用する方法です。
どちらも無料で学べるので、手軽に始められるのが最大のメリットといえます。ただし必ずしも初心者向きではない方法もあるので注意が必要です。自分のレベルに合った学習方法を見つけて、まずは「脱初心者」を目指しましょう。
プログラミング学習サイトを活用する
プログラミング学習サイトを活用すれば、プログラミングを無料で学ぶことができます。「プログラミングとは何か?」といった基本中の基本から解説しているサイトもあるので、完全な未経験者におすすめです。
実はプログラミング初心者にとって「環境構築」が最初のハードルとなります。プログラミングをするための環境を整えるわけですが、ここが最初につまずきやすいポイントなのです。
本で学習すると、情報が古い場合や自分のPCが対応していない場合があるなど、書かれている通りに進められないことがあります。その点プログラミング学習サイトなら環境構築が必要なく、ブラウザ上で学習を進められるものも多いのです。
中には動画解説を視聴できるサイトもあるので、コードの書き方だけでなく概念や実現できることを学べる場合もあります。初心者でも学びやすく、すぐに学習を始められるという点で、プログラミング学習サイトの活用は非常におすすめの方法です。
テックブログを活用する
Webサービスを展開する企業やIT企業が技術系の記事を掲載しているブログを「テックブログ」といいます。現役ITエンジニアが、情報収集や自己研鑽のために読んでいるケースが多いブログです。
誰でも自由に読めるので、プログラミングを無料で学ぶこともできます。ただしテックブログは現役エンジニアが記事を書いているため、中〜上級者向けの話題が多い傾向にあります。
初心者が読んでも「専門的すぎて分からない」と感じるかもしれません。初心者が学習するなら、プログラミング学習サイトで基礎を学んだ次のステップとして活用するとよいでしょう。
一方でテックブログを日頃から見ておくと最新技術の動向や業界のトレンドがわかるようになります。記事に出てくる専門用語を目にする機会が増えるだけでも、知識量を増やすことに役立つはずです。
情報収集の場としては非常に適しているので、初心者のうちから少しずつ見ておくことをおすすめします。
プログラミングを学ぶ際の注意点
プログラミングを学ぶにあたって、いくつか注意しておくべき点があります。特に気をつけておきたいのは次の4つです。
- プログラミングを学ぶ目的を明確にする
- 無料で学べる範囲を事前に調べる
- 自身の学習スタイルに合わせた学習方法を検討する
- 学びたい言語の難易度を把握する
学習に対するモチベーションを維持する上でも、挫折を防ぐ上でも重要な注意点ばかりなので、必ず確認しておきましょう。
プログラミングを学ぶ目的を明確にする
まず明確にしておきたいのが「何のためにプログラミングを学ぶのか?」という点です。ひとくちにプログラミングといっても、さまざまな言語があります。
例えば、f将来的にiPhoneアプリを開発したいと考えているとしましょう。iPhoneアプリを開発するには、Swiftという言語を使用する必要があります。
ところが学習してきた言語がRubyだった場合、iPhoneアプリを開発するには特殊な開発環境が必要です。開発環境が特殊になればなるほど参考になる情報が少なくなるので、結果的にハードルが上がってしまいます。
一方最初からSwiftを学んでいれば、iPhoneアプリ開発という目的を最短ルートで達成しやすくなるでしょう。できるだけ効率よく学ぶためにも、「何を作りたくてプログラミングを学ぼうとしているのか?」を明確にしておくことが大切です。
無料で学べる範囲を事前に調べる
無料で学べるプログラミング学習サイトを活用する際には、無料で学べる範囲を事前に確認しておきましょう。プログラミング学習サイトによっては「初級コースは無料」「中級コース以上は有料」と区分けされているケースがあるからです。
サイトによっては基本中の基本だけが無料コースで、少し理解が進むと続きを学ぶには課金が必要なこともあります。せっかく理解できてきたところで無料コースが終了してしまうと、モチベーションが下がる原因になりがちです。
予め「どこまでを無料で学べるのか」を調べておくことで、学習計画が立てやすくなります。自分が望むレベルに到達するにはトータルでいくらかかるのか分かれば、出費を抑えることもできるでしょう。
自身の学習スタイルに合わせた学習方法を検討する
自分にとって学びやすい学習方法で進められるかどうかも、十分に検討しておく必要があります。プログラミング学習サイトには、さまざまな学習スタイルのものがあるからです。
例えばサンプルコードを真似して入力(写経)していくもの、クイズ形式のもの、動画で解説を視聴するものなどがあります。自分に合わない学習スタイルを選んでしまうと理解が進まなかったり、途中で投げ出したりしやすくなるので注意が必要です。
逆に自分の学習スタイルにぴったりの学習方法が見つかれば、楽しく続けられて成果も出やすくなります。複数の学習サイトで実際に1〜2単元を学習してみて、「これなら続けられそうだ」と思えるものを探しましょう。
学びたい言語の難易度を把握する
学びたい言語の難易度を知っておくことも重要です。言語の難易度は一概には言えない面がありますが、最初は「初心者にとっての学びやすさ」を重視するべきでしょう。
- 開発環境の構築が比較的簡単
- 構文が複雑でない(アバウトに書いても動く)
- 実際に動くプログラムを作るまでの学習コストが低い
これらの観点にもとづく言語ごとのおおよその難易度を知っておきましょう。
言語 | 難易度の目安 | 主な用途 |
---|---|---|
PHP | 低 | Webバックエンド |
Ruby | 低 | Webバックエンド |
JavaScript | 低 | Webフロントエンド |
Python | 中 | AI・機械学習など |
GO | 中 | サーバーサイド |
Kotlin | 中 | Androidアプリ |
Java | 中 | 業務用アプリなど |
Swift | 中 | iOS・macOSアプリ |
C# | 中 | サーバーサイト・アプリなど |
C++ | 高 | 組み込み系 |
R | 高 | 統計・AI・機械学習 |
最初から難易度の高い言語に挑んでしまうと、分からないことが続出して挫折しがちです。なるべく難易度の低い言語を選ぶことで学習効果を実感しやすく、達成感を味わいながら学べます。
プログラミングが無料で学べるサイト12選
プログラミングが無料で学べるサイトには、さまざまな学習スタイルのものがあります。
- 読み物系(文章を読みながら学ぶ)
- クエスト系(RPG感覚で学ぶ)
- クイズ系(クイズを解きながら学ぶ)
- 動画講座系(解説動画を視聴して学ぶ)
どの学習スタイルが優れているというものではないので、自分にとって合うかどうかを判断するのが最も良い方法でしょう。各サイトで学べる具体的な言語や学習方法を紹介しますので、自分に合った無料学習サイトを見つけてください。
PIKAWAKA
初心者向けのプログラミング用語解説サイトです。現役エンジニアによる記事を読みながら、プログラミングで重要な用語への理解が深められます。
ソースコードも載っているので、自分で書いたコードと見比べながら学習を進められるのがメリットです。自分のペースで読み進めながら学びたい人に適しています。
学べる言語 | HTML・CSS、Ruby、JavaScript |
---|---|
学習方法 | ・記事を読みながら学習を進める読み物系(分からないことを用語から逆引きして調べる) |
公式サイト | https://pikawaka.com |
Progate
スライドを参考にスモールステップでプログラミングを学べるサイトです。ブラウザに直接コードを入力していくので、開発環境の構築が不要ですぐに学習を始められます。
コードのどの部分が間違えているかを指摘してくれるため、自分がつまずいているポイントが分かるのがメリットです。学習を進めると経験値やレベルが上がっていくので、モチベーションを維持しやすいのもポイントといえます。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Go |
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学習方法 | ・イラスト中心のスライドを見てインプット ・実際にコードを書いてアウトプット |
公式サイト | https://prog-8.com |
ドットインストール
ドットインストールは、解説動画を見ながら学んでいくスタイルの学習サイトです。3分程度の長さの動画を見て、実際にコードを書いていくことで理解が深まる仕組みになっています。
解説内容は初心者向けのものから、中級者・上級者向けのものまでラインナップが幅広いのが特徴です。実際に動画で人が説明してくれる方が分かりやすいと感じる人におすすめします。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Go、Kotlin、Swift |
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学習方法 | ・3分程度の動画を見て、実際にコーディング ・開発環境は自分で構築する必要あり(構築方法の説明つき) |
公式サイト | https://dotinstall.com |
paiza
paizaは、3分動画を見ながらプログラミングを学び、ブラウザ上でコードも書ける学習サイトです。各回に演習問題が用意されているので、理解度を確認しながら学習を進めることができます。
解説の音声はプロの声優が担当しているので、声が聞きやすいのも大きなポイントです。就活サービスも併設されているので、コードを書けるようになったら就活に挑戦することもできます。学んだことを即実践して試したい人におすすめの学習サイトです。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Go、C言語、C#、C++など |
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学習方法 | ・解説動画を見てインプット ・演習問題のコードを書いてアウトプット |
公式サイト | https://paiza.jp |
Schoo
Schooは授業動画配信サイトです。1講義1時間程度の動画を視聴して、学習内容の理解を深めます。
プログラミング学部以外にも、デザインやビジネスなど幅広いジャンルの授業を扱っているのが特徴です。動画は数十秒から数分間のチャプターで分けられているので、理解度に合わせて戻って視聴することも簡単にできます。学校の授業のように、学ぶべきことをまとめて教えてほしい人におすすめのサイトです。
学べる言語 | HTML・CSS、jQuery、PHP、Python |
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学習方法 | ・1講義1時間程度の動画を視聴 ・開発環境は自分で構築する必要あり |
公式サイト | https://schoo.jp |
シラバス
シラバスはWebサイトの制作に特化した学習サイトです。サンプルコードを真似して書いていくことで、手を動かしながらプログラミングを学べます。
静的なサイトを作成できるようになったら、Ruby on Railsを学ぶWebアプリコースに進むことも可能です。Webに特化して学びたい人、とにかく手を動かしながら学習したい人におすすめのサービスといえます。
学べる言語 | HTML・CSS、Ruby on Rails |
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学習方法 | ・読み物+サンプルコードの写経 ・開発環境は自分で構築する必要あり(説明つき) |
公式サイト | https://cyllabus.jp |
ミニツク
ミニツクは、Rubyに特化した学習サイトです。Ruby開発者であるまつもとゆきひろ氏が参加するNaClが運営元なので、信頼性の高い情報を元に学べます。
習熟度に応じて入門編・演習コース・技術者認定試験対策コースといった幅広いレベルのコースが用意されています。初心者にはやや難しい表現も含まれていますが、書店で購入できる教材と同じレベルの学習が無料でできるのは大きなメリットです。Rubyに絞って学びたい人におすすめの学習サイトといえます。
学べる言語 | Ruby |
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学習方法 | ・解説記事を読みながら自分でコードを書く ・演習コースは課題+模範解答の自習形式 |
公式サイト | http://www.minituku.net |
CODEPREP
CODEPREPは、演習形式でコードを書いていく学習サイトです。ドリル式なので、繰り返し挑戦してプログラミングスキルを高めていくことができます。
ブラウザ上でコードを書けるので、開発環境の構築が不要な点もメリットといえるでしょう。基本的な知識の解説がほとんどないので、初心者にはややハードルが高めです。他の学習サイトである程度の知識がついてきたら、ドリルに挑戦してみることをおすすめします。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Scala、Rust |
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学習方法 | ・ドリル式の穴埋め問題でコードを書いていく ・反復練習で理解を深める |
公式サイト | https://codeprep.jp |
Udacity
Udacityはアメリカのプログラミング学習サイトです。数分間の動画を見た後に、演習問題を解いて理解を深めていきます。
内容は実践的なものが多いので、他の学習サイトで基礎を学んでから挑戦するとよいでしょう。基本的には英語表記ですが、一部日本語の字幕が表示できる講義動画もあります。本格的にITエンジニアを目指したい人におすすめの学習サイトです。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、Java、Python |
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学習方法 | ・講義動画(英語)を視聴して演習問題を解く ・ディスカッションフォーラムでユーザーによる質疑応答 |
公式サイト | https://www.udacity.com |
CodeMonkey
子どもから大人まで、プログラミング未経験者が初めて学ぶのに適しているのがCodeMonkeyです。サルのキャラクターが奪われたバナナを取り戻すまでのストーリーに沿って、ゲーム感覚でプログラミングを学べます。
対応している言語はCoffeeScriptのみのため、CodeMonkeyだけで実務レベルの知識を身につけるのは難しいでしょう。ただしプログラミングとは何か?を知るには最適な学習サイトといえます。できるだけ易しい学習サイトを探している人におすすめのサービスです。
学べる言語 | CoffeeScript |
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学習方法 | ・ストーリー仕立てで展開 ・ゲーム感覚でコードを入力 |
公式サイト | https://codemonkey.jp |
Rails チュートリアル
Railsチュートリアルは、Ruby on Rails TutorialというWebアプリ開発の名著を日本語訳したサイトです。TwitterのようなWebアプリを開発するための基本的な知識を学ぶことができます。
専門用語が多く、かつ用語に対する解説がないので、初心者には難しく感じるかもしれません。他の学習サイトでRailsの基本を学んだ上で、PIKAWAKAなどの用語解説サイトを併用しながら学んでいくとよいでしょう。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby on Rails |
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学習方法 | ・Webアプリを実際に開発しながらRailsを習得 ・解説動画・スライドを見て学ぶ |
公式サイト | https://railstutorial.jp |
忍者コード
忍者コードは、実践的なプログラミングスキルを1問1答形式で学べる学習サイトです。Web開発に特化しているので、将来的にWeb開発をしたい人におすすめします。
学習はドリル式で進められ、問題を見てコードを書くか、分からなければ調べることの繰り返しです。自学自習スタイルなので、Progateやドットインストールで基本を学んでから挑戦するとよいでしょう。
学べる言語 | HTML・CSS、sass、JavaScript、PHP |
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学習方法 | ・自学自習スタイル ・ドリル式で問題演習 |
公式サイト | https://ninjacode.work |
有料だけどコスパの良いプログラミング学習サイト
プログラミング学習サイトには、無料のもの以外に有料のサイトもあります。基本を学び終えた初心者〜中級者以上を対象としたサイトが多く、無料の学習サイトと比べてより実践的な内容が中心です。
学習サイトによっては、無料プランと有料プランの両方を用意していることもあります。有料プランでは応用レベルのプログラミング学習ができたり、プログラミングスクールで扱う内容をリーズナブルに学べたりするのが主なメリットです。
Progate
Progateでは無料会員向けに18コース、有料会員向けに78コースが用意されています。有料会員になることで全てのコースが受講可能となり、より実践的な内容まで学べるようになるのが特徴です。
ただし学習方法は無料コースと同様で、スライドの説明を見ながらブラウザ上でコードを書いていきます。開発環境を学んだり、自分で1からWebアプリを開発したりするのは、Progateの内容だけでは難しいでしょう。初心者から徐々にレベルアップしたい人にとって、活用しやすい学習サイトといえます。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Go |
---|---|
学習方法 | ・イラスト中心のスライドを見てインプット ・実際にコードを書いてアウトプット |
料金 | 月額1,078円(税込) |
公式サイト | https://prog-8.com/ |
ドットインストール
ドットインストールの有料会員になると、有料会員向けの動画が見られるようになります。学習を続けていくと、コースによっては一定レベル以上の学習内容は有料会員限定となる場合があるのです。
また解説内容の文字起こしやソースコードの確認、動画の速度変更、講師への質問といった機能は有料会員のみ利用できます。無料会員向けコースの続きを学習したい人、文字起こしなどの便利な機能を使いたい人にとって、コスパの良い学習サイトといえるでしょう。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Go、Kotlin、Swift |
---|---|
学習方法 | ・3分程度の動画を見て、実際にコーディング ・開発環境は自分で構築する必要あり(構築方法の説明つき) |
料金 | 月額1,080円(税込) |
公式サイト | https://dotinstall.com/ |
Paizaラーニング
Paizaラーニングでは無料プランで約300本の動画が視聴できるのに対して、有料プランでは1,200本以上の動画が見られます。講座の演習問題に関しても無料プランでは一部に限られていますが、有料プランでは全ての問題を解くことが可能です。
また有料プランでは講座内容についてエンジニアに質問することができます。プログラミングスクールのようにエンジニアに質問できるという点で、コスパの良いサービスといえます。基本的な学習の進め方は無料プランと同様ですので、無料プランを試してみて続けられそうなら有料プランへ移行するとよいでしょう。
学べる言語 | HTML・CSS、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Go、C言語、C#、C++など |
---|---|
学習方法 | ・解説動画を見てインプット ・演習問題のコードを書いてアウトプット |
料金 | 月額1,078円(税込) |
公式サイト | https://paiza.jp/works |
PyQ
PyQはPythonに特化した学習サイトです。ブラウザ内で完結するため、環境構築が不要ですぐに学習を始められます。
Pythonの基礎から実践的な課題までそろっているので、本を何冊も買うよりもリーズナブルに学習することが可能です。ライトプランとスタンダードプランの2種類があり、スタンダードプランでは学習者の過去の質問と回答を閲覧できます。
まずはライトプランから始めて、質問と回答を確認する必要があればスタンダードプランへ移行する活用方法がおすすめです。
学べる言語 | Python |
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学習方法 | ・解説を読み、コードを書く ・ブラウザ上でコードを書くため開発環境の構築は不要 |
料金 | ・ライトプラン:月額2,980円(税込) ・スタンダードプラン:月額7,980円(税込) |
公式サイト | https://pyq.jp |
プログラミングスクールに通うメリット・デメリット
プログラミングを学ぶもう1つの方法として、プログラミングスクールの活用が挙げられます。プログラミングスクールに通う主なメリット・デメリットについて見ていきましょう。
効果的に学習が進められる
プログラミングスクールには、初心者が効率的に学習するための環境が整っています。生徒ごとに講師やメンターがついてくれるので、分からない箇所やつまずいている箇所をすぐに確認できるのです。
独学で学ぶ場合と比べて疑問点をスピーディに解決できるため、学習効率を高めることができます。また講師陣が現役エンジニアであることも多く、初心者が効率よく学ぶための具体的なアドバイスがもらえるのです。
プログラミング学習では、学ぶ内容だけでなく「学び方」も重要なポイントとなります。学び方が間違っていないことを確信できることは、プログラミングスクールに通うメリットといえるでしょう。
実務ベースのプログラミングスキルが身につく
プログラミングスクールでは、実務ベースの実践的なカリキュラムを用意しているケースも少なくありません。実際にアプリ開発に取り組むなど、より実務に近い条件でプログラミングスキルを身に付けられます。
例えばVBAやPythonを用いたタスクの自動化など、実務でよく活用される事例に基づいて学べるのです。独学で学んだ場合、教材の問題が解けたとしても実務で通用するとは限りません。より実務に活かしやすいスキルを習得するには、プログラミングスクールが適しているといえます。
モチベーションが下がりにくい
プログラミングスクールには、自分以外にも同じ志を持つ仲間が通学しています。仲間がいるのでモチベーションが下がりにくいのは、プログラミングスクールならではのメリットといえるでしょう。
仲間と切磋琢磨しながら、ときにはライバルとして意識しつつ頑張ることができます。課題を解決し、レベルアップしていく仲間の姿を見ることが学習を続ける上での励みになるでしょう。
ただしコロナ禍においてはオンライン学習のみ対応のスクールもある点に注意が必要です。申し込み時には、対面での指導が可能か確認しておくことをおすすめします。
受講費用がかかる
プログラミングスクールに通うデメリットとして、受講費用がかかることが挙げられます。スクールによっては数十万円の受講料がかかることもあるので、費用対効果を慎重に判断する必要があるでしょう。
受講が始まってから「自分には合わない」と感じても、返金には応じてもらえないこともあります。特にプログラミング初心者は、そもそも自分がプログラミングに向いているのか相性を確認しておくことが重要です。ある程度までは自分でプログラミングを勉強してみて、より本格的に学びたいと感じたらスクールを活用することをおすすめします。
初心者はプログラミング学習サイトから始めよう
プログラミング初心者は、まずはプログラミング学習サイトを活用して学ぶのがおすすめです。無料でプログラミングを学べるサイトも数多くありますので、手軽に学び始めることができます。
学習サイトによっては開発環境の構築が不要で、ブラウザ上ですぐにコードを書き始められるものも少なくありません。無料のプログラミング学習サイトで学ぶと、自分がプログラミングに適しているのか相性を知る手がかりにもなります。
無料サイトで学んでみて「プログラミングが楽しい」と感じられ、より深く学びたいと感じたら、有料プランやスクールを検討するのがよいでしょう。
この記事のまとめ
- 学習サイトを活用すると無料でプログラミングを学べる
- 有料の学習サイトもあるものの、まずは無料プランから試すのがおすすめ
- プログラミングを学ぶ目的や学びたい言語の難易度を把握しておくことが大切
- プログラミングスクールに通うと費用がかかるので、まずは学習サイトから始めればOK
