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【IT用語】 パリティチェックについて徹底解説!
パリティチェックとは、1のデータの数(奇数or偶数)を目印にすることによって、データが壊れていないか 確かめる方法のことです。
パリティチェックの基礎情報
この章では、パリティチェックの基礎的な部分について解説します。
パリティチェックの具体例
コンピュータの世界では、全ての情報は 「0 or 1」 でやり取りされています。
例えば、パソコンA、パソコンBというものがあって10111001とか、1001000110とかを送り合ってデータをやり取りするわけです。
この 「0 or 1」 でやり取りされているデータが壊れていないか確認する際に、1が奇数個であれば末尾に1を付けて、1が偶数個であれば末尾に0を付けてやり取りすることで、データが壊れていないかチェックすることが出来ます。
パソコンAがパソコンBに対して10111001というデータを送れば、これは1が5個と奇数になるので、末尾に1を付けます。
つまり、101110011というデータになるのです。
対して1が偶数個の場合、1001000110なデータを送ったとしたら1が4個と偶数なので、末尾に0を付けます。
つまり、10010001100となるわけです。
もし、10111001というデータを送っているにも関わらず、受け手側のコンピュータが101110010という風にデータを受け取った場合には、
ん?これは1が奇数なのに末尾の数字が0だな!ということは、
データが壊れている可能性があるな!もう一度データをちょうだい!というようなチェックを行うことをパリティチェックと呼ぶわけです。
このパリティチェックがあることで、データが正常であるかチェックできます。
パリティチェックは、基本情報技術者試験にも出てくる内容です。
基本情報技術者試験を受ける人は、参考書を読んでパリティチェックについて理解を深めておきましょう。
この記事のまとめ
- パリティチェックとは、1のデータの数(奇数or偶数)を目印にすることによって、データが壊れていないか 確かめる方法のこと
- 末尾の数字が奇数か偶数かでそのデータが壊れているかどうか調べられる方法なんだな〜と覚えておきましょう!