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【IT用語】 RAIDについて徹底解説!
RAIDとは、複数のハードディスクを合体させて1つのハードディスクであるかのように見せる技術です。
RAIDのイメージ
この章では、RAIDの役割について解説します。
RAIDの具体例
例えば、僕がtwitterで今日は朝寝坊して急いで支度して仕事に向かったけど、
電車が事故で止まって取引先に遅れる連絡をして〜〜と書いたとすると、
この↑のtweetを保存しているデータの入れ物(HDD)が何かしらのトラブルで壊れてしまったとします。
そうすると、あーー、あのときのtweetを見たいけど、データが無くなっているから見れない。どうしよう!!といった自体になります。
たった一つしかなければそれが壊れてしまうと終わりです。
RAIDの役割
では、RAIDとはどういうことをしてくれるかというと、
僕がtwitterで今日は朝寝坊して急いで支度して仕事に向かったけど、電車が事故で止まって取引先に遅れる連絡をして〜〜というのを投稿したときに複数のデータベースにそのデータが登録されます。
例えばDB1 DB2 DB3と保管されるとします。
すると、DB1が壊れてしまってもDB2とDB3があるから簡単に復元できます。
こういったデータがもし壊れてもデータのBackupをとってすぐに復元できるようなことがRAIDの特徴になります。
一つのHDDに見せると書いてあるが、実際には複数のHDDからできてるんで、データを保存できる量も増えます!
1000人の人がtweetを同時に投稿すると、DB1しかなければ保存が大変ですが、
DB2、DB3に処理を振り分けることで負担が軽減でき、負荷分散にもなります。
これから出す例はありえないことですが、想像してみてください。
鶴を千個おらなければいけないとなった時に、僕の手は2つしかありませんが、肩から合計手が6本出て鶴を折りだすイメージです。
実際にはありえませんが、手の数が三倍になるので、スピードも三倍になるということです。
ここで大事なのが、三人でやるということではなくて、一人の人が三人分働くくらいスピードが上がる。
「↑実際には三つのデータベースが一つのデータベースになる」
ということですね。
具体的には、こういった一般的なHDDを複数、同じ種類で用意します。
そしてPC上でそれらのHDDをRAIDで扱うように設定します。
これで、PCでは一つのHDDとして認識されるようになります。
この記事のまとめ
- RAIDとは、複数のハードディスクを合体させて1つのハードディスクであるかのように見せる技術のこと
- データが壊れても別のHDDにコピーしてるから壊れても大丈夫・複数個で処理をしてるからその分早い・複数個で処理をしているからその分データを保存できるといった特徴を持っているもの