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Rails

【Rails】 Ruby on Railsの環境構築の全手順と概念をわかりやすく解説

ぴっかちゃん
ぴっかちゃん

この記事では、ローカル環境にRuby on Railsの開発環境を用意していきます。1つ1つ理解しながら環境構築を進めることができます!

通信ネットワーク分野でのローカル(local)とは、ネットワーク越しに存在しない特定の狭い範囲を意味します。

ほとんどの場合は、「自分の手元で直接操作できるコンピュータ」のことを指します。

リモートとローカル

よく耳にする「ローカル開発環境の構築」とは、開発に必要なソフトウェアを手元のパソコンに入れて、Webアプリケーションを動かせるように設定していく作業のことです。

この記事では、RailsによるWebアプリケーション開発が手元のパソコンで可能になります!

ぴっかちゃん

他サイトにある開発環境構築の記事と何が違うんだろう...。

この記事では手順だけではなく、導入するソフトウェアや必要な知識も省くことなく丁寧に説明しているよ!

ぴかわかさん

環境構築に必要なものを確認しよう

まずは、Ruby on Railsのローカル開発環境を構築する前に「必要なソフトウェア・環境構築の進め方・前提条件」を確認してみましょう。

必要なソフトウェア

Ruby on Railsの環境構築には、以下のソフトウェアが必要になります。

  • Command Line Tools
  • Homebrew
  • Ruby(+rbenv)
  • MySQL(+homebrew-services)
  • Bundler
  • yarn
  • webpacker
  • Node.js(+nodebrew)
  • Ruby on Rails

これらのソフトウェアを手元のパソコンに導入して、RailsによるWebアプリケーションを動かせるように設定していきます。

※この記事は、macOSをご利用の方向けになります。

環境構築の進め方

ローカル開発環境の構築は、以下の手順で進めさせていただきます。

ソフトウェアの導入や設定を行うだけではなく、環境構築する上で必要な基礎知識も組み込んでいるので、ボリュームのある内容になっています。

次に環境構築の際は、ターミナルで実行するコマンドは覚える必要はありません。
コマンド入力でのタイプミスを減らすために、コピー&ペーストで進めましょう。

ぴっかちゃん

環境構築って初心者にとって最初で最大の壁ってよく言われているよね...

環境構築する上で「必要なソフトウェアを導入すること・正しい設定を行うこと・仕組みを理解し実践すること」が重要になるよ。

記事では、この3つを重視して環境構築を進めていくよ!

ぴかわかさん

前提条件の確認

次の前提条件を満たしているか確認しましょう。

macOSのバージョン

ぴっかちゃん

上記の条件を満たしている方は、さっそく環境構築を進めてきましょう!

1.Command Line Toolsを用意しよう

ここからローカル環境にRuby on Railsの開発環境を用意していきます。

はじめに開発で必要なソフトウェアのダウンロードが可能になる「Command Line Tools」をインストールしていきましょう。

1-1.Command Line Toolsのバージョンを確認しよう

まずは「ターミナル」を開いて、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Command Line Toolsのバージョンを確認する
1
xcode-select -v

画像のように「xcode-select version ○○○○.」とバージョンが表示されていれば、既にインストールされているので「2.Homebrewを用意しよう」へ進みましょう。

※バージョンは一致している必要はありません。

Command Line Toolsのバージョンを確認する

インストールされていない方は、次に進みましょう。

1-2.Command Line Toolsをインストールしよう

Command Line Toolsのインストールをしましょう。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Command Line Toolsをインストールする
1
xcode-select --install

コマンドを実行

続いて、以下の画面が表示されるので「インストール」をクリックしてください。

インストールの確認画面

次に使用許諾契約の同意書が表示されるので、「同意する」をクリックしてください。

同意書

同意すると、Command Line Toolsのダウンロードが始まります。
少し時間がかかるので待ちましょう。

Command Line Toolsのダウンロード

インストールに成功すると、以下の画面が表示されるので「完了」をクリックしましょう。

Command Line Toolsのインストールが成功画面

1-3.Command Line Toolsが導入できたか確認しよう

以下のコマンドを実行して、Command Line Toolsが正常にインストールされているか確認してみましょう。

ターミナル | Command Line Toolsのバージョンを確認する
1
xcode-select -v

画像のように問題なくバージョンが表示されたら、インストールは完了となります!
※バージョンの数字は、一致しなくても問題ありません。

Command Line Toolsのインストールを確認する

これでCommand Line Toolsの用意ができました。次へ進みましょう!

ぴかわかさん

2.Homebrewを用意しよう

次にMacでよく使われるパッケージマネージャーのHomebrewを用意していきます。

Homebrewをインストールする前に、「Homebrewとは何か」「どんなことができるのか」を学んでいきましょう。

Homebrewとは

Homebrewとは、macOS用のパッケージマネージャー(ソフトウェアを一括で管理するシステム)のことです。

Homebrew

例)Macでアプリケーションをダウンロードするとき「App Store」を利用しますよね。

apple store

Homebrewも同じような役割を果たします。App Storeには開発者向けのアプリケーションもありますが、全て用意されているわけではありません。

Homebrewでは、開発に欠かせないアプリケーションを手に入れることが可能です。

App Storeは「GUI」ですが、Homebrewは「CUI(ターミナル)」から1行コマンドを実行するだけで、アプリケーションのインストール/アンインストールの操作ができます。

ぴっかちゃん

Homebrewがあれば、ターミナル上で簡単にアプリの入手ができるんだね

2-1. Homebrewのバージョンを確認しよう

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Homebrewのバージョンを確認する
1
brew -v

画像のように「Homebrew ○.○.○」とバージョンが表示されていれば、既にインストールされているので「2-2.既にHomebrewをインストールしている場合」へ進みましょう。

※バージョンは一致している必要はありません。

Homebrewのバージョン確認

インストールされていない方は「2-2.Homebrewをインストールしよう」に進みましょう。

2-2.既にHomebrewをインストールしている場合

Homebrewがインストール済みだった方は、バージョンアップをしておきましょう。

以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Homebrewをバージョンアップする
1
brew update

brew -vでHomebrewのバージョンアップできたかを確認しましょう。

ターミナル | Homebrewのバージョンを確認する
1
brew -v

バージョンアップができたら「3.Gitを用意しよう」へ進みましょう。

2-2.Homebrewをインストールしよう

Homebrewのインストールをしましょう。

まずは、こちらの「Homebrew公式サイト」にアクセスして「インストール用のコマンド」をコピーしてください。

Homebrew公式サイト

※公式サイトと同じインストール用のコマンドを以下に載せていますが、変更される可能性もあるので、必ず公式サイトのコマンドをコピーするようにしましょう。

ターミナル | インストール用のコマンド
1
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

続いて、コピーしたコマンドをターミナルへ貼り付けて「returnキー」を押します。

コピーしたコマンドを貼り付ける

実行すると、以下のようにパスワードが求められるので入力します。

パスワード入力

パスワード入力時の注意点

・パスワードは、Macの起動時アカウントへのログインに使うパスワードです。
・ターミナルでパスワードを入力する際、画面には何も表示されませんが入力はできています。パスワード入力後、returnキーを押しましょう。

※以下のように「Press RETURN to continue or any other key to abort」で一旦止まることがあります。

この場合は、returnキーを押してください。

インストール途中

そのあと再びパスワードが要求されるので、入力してreturnキーを押します。

再度パスワードの要求

実行すると、Homebrewのインストールが開始されます。
少し時間がかかるので待ちましょう。

インストール開始

インストールに成功すると、動画のように「Installation successful!」と表示されます。

インストール完了

2-3.Homebrewが導入できたか確認しよう

以下のコマンドをターミナルで実行して、Homebrewが正常にインストールされているか確認してみましょう。

ターミナル | Homebrewのバージョンを確認する
1
brew -v

画像のようにバージョンが表示されたら、インストールは完了となります!
※バージョンの数字は、一致しなくても問題ありません。

Homebrewのバージョン確認

これでHomebrewの用意ができました。次のGitへ進みましょう!

ぴかわかさん
ポイント
  1. Homebrewとは、macOS用のパッケージマネージャーのこと
  2. パッケージマネージャーは、ソフトウェアを一括で管理するシステム
  3. ターミナルから開発者向けアプリケーションを簡単にインストールできる

3.Gitを用意しよう

Gitは、Ruby on Railsの環境構築に必須ではありませんが、今後のWebアプリケーション開発で必要になるので用意します。

HomebrewでGitをインストールしていきます。

Gitとは

Git

Gitとは、バージョン管理システム(ファイルの変更履歴を記録するシステム)のことです。

例)通常Webアプリケーションなどの開発は、ファイルにソースコードを記述して機能や画面を作っていきます。

画面とファイル

もしファイルに何か問題があって編集前の状態に戻したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか。

編集前の状態に戻したい場合

編集前のファイルをコピーして保存する方法がありますが、ファイルを編集するたびにコピーをするのは大変ですよね。

この問題は、Gitで解決できます。
Gitはファイルの変更履歴を記録するので、過去のファイルの状態に戻すことができます。

ファイルの変更履歴

変更履歴には「誰が、いつ、どのように変更したか」も含まれるので、複数人で開発する場合にも最適です。

ぴっかちゃん

ファイルに問題が発生しても、Gitがあれば編集前に戻れるから安心だね

3-1.Gitのバージョンを確認しよう

MacにはGitが標準でインストールされていますが、バージョンが古いことがあるので、Homebrewを使って最新のGitをインストールしていきます。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Gitのバージョンを確認する
1
git --version

画像のようにバージョンの末尾に(Apple Git-xxx)が付くのは、標準搭載されるGitです。

Macデフォルトのgit

続いて、HomebrewでGitをインストールしていないか確認します。

以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | HomebrewでGitがインストールされていないかを確認する
1
brew list

画像のように「git」と表示されていれば、既にインストールされているので「3-3.再びGitのバージョンを確認してみよう」へ進みましょう。

gitを確認する

インストールされていない方は、次に進みましょう。

3-2.Gitをインストールしよう

Gitのインストールをしましょう。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Gitをインストールする
1
brew install git

実行すると、Gitのインストールが開始されます。
少し時間がかかるので待ちましょう。

インストールコマンドを実行

Gitのインストールが成功すると、以下のような表示がされます。

インストール完了

3-2.Gitが導入できたか確認しよう

以下のコマンドを実行して、HomebrewでGitが正常にインストールされているか確認してみましょう。

ターミナル | Homebrewでインストールしたものを一覧表示する
1
brew list

画像のようにgitが表示されたら、インストールは完了となります!

gitを確認する

3-3.再びGitのバージョンを確認してみよう

インストール完了後、再びGitのバージョンを確認してみましょう。

以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Gitのバージョンを確認する
1
git --version

おそらくMacに標準で入っているGitではなく、HomebrewでインストールしたGitが表示されたのではないでしょうか。

Homebrewと標準のGitを比較する

バージョンを確認して「①HomebrewのGit」ではなく、「②Mac標準のGit」が表示された方は、HomebrewのGitにPATHを通す必要があります。

ぴっかちゃん

「PATHを通す」ってよく耳にするけど、どういうことなんだろう...。

PATHを通す例については、次で詳しく説明するよ。
今後も必ず出てくる重要な概念なので、一緒に学びましょう!

ぴかわかさん
指示にしたがってお進みください↓

・①HomebrewのGitを表示 + PATHを通すを知る方は、「4.rbenvを用意しよう」へ
・②標準Gitを表示 + PATHを通すを知る方は「3-4.HomebrewのGitにPATHを通す」へ
・それ以外の(PATHを通すを知らない)方は、そのまま次にお進みください。

PATHを通すとは

PATHを通すとは、コマンド検索パス(自動的にコマンドを探すディレクトリのパス)を設定することです。

コマンドに対してPATHを通すことで、絶対パスではなくファイル名だけの指定でコマンドを実行することができます。

例)まずコンピュータで扱われるデータは、「ファイル」という単位で記録されます。
もちろん、コマンドもファイルとして記録されています。

以下のように「lsコマンド」は、/bin/lsにあります。

lsコマンドの実行ファイル場所

そして、本来ならコマンドを実行する際は「絶対パス」で指定する必要があります。

lsコマンドを実行する際は、以下のように/bin/lsと指定します。

本来コマンドを実行する場合

しかし、実行するたびに絶対パスを指定するのは大変ですよね。

そこでlsコマンドに対してPATHを通す(コマンドを探しに行くディレクトリのパスを設定する)ことで、lsだけの指定でファイル一覧が表示されるようになります。

lsコマンドのPATHを通したコマンドの例

元からMacに用意されているコマンドは、デフォルトでPATHが通っているので、コマンドのファイル名だけで実行することができます。

ぴっかちゃん

新たにインストールしたパッケージのコマンドは、PATHを通してファイル名だけで使えるようにするんだね!

Gitの場合は、既にPATHが通っているのでgit --versionのようにgitの指定だけでコマンドの実行ができるよ

ぴかわかさん

なぜPATHを通す必要があるのか

現在パソコンの中には「MacデフォルトのGit」と「HomebrewでインストールしたGit」が存在します。

MacデフォルトのGitとHomebrewでインストールしたGit

この2つのGitは、それぞれ違う場所に置かれています。

  • MacデフォルトのGit - /usr/bin/git
  • HomebrewでインストールしたGit - /usr/local/bin/git
ぴっかちゃん

ということは、Gitコマンドを使用した場合はどちらかのディレクトリのパスを探しに行っているよね

git --versionでデフォルトのGitが表示された方は、/usr/bin/のgitが参照されているよ

ぴかわかさん

gitの参照先

したがってGitコマンドの参照先を「デフォルトのGit」から「HomebrewのGit」に変えるために、HomebrewのGitにPATHを通す必要があります。

ポイント
  1. PATHを通すとは、コマンド検索パス(自動的にコマンドを探しに行くディレクトリのパス)を設定すること
  2. PATHを通すことで、ファイル名だけでコマンドが実行できる

PATHを通す方法

PATHを通すには、$PATHという環境変数にディレクトリの場所を設定します。

PATHの確認

まずは、デフォルトで設定されている$PATHを確認してみましょう。
以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | 環境変数$PATHを確認する
1
echo $PATH

これまでPATHを設定していなければ、以下のように表示されるでしょう。

デフォルトのPATH

PATHの見方

・パスはコロン(:)で区切られる
・コマンド実行時に、左のパスから優先的に検索される

例)lsコマンドが/usr/local/bin/ls/usr/bin/lsにあるとします。
lsを実行すると、実際に実行されるのは優先度が高い/usr/local/bin/lsになります。

コマンド実行時、優先される順番のパス

PATHの設定方法

次は、PATHを設定する方法を確認しましょう。

PATHを設定するには、exportコマンドを利用して環境変数「$PATH」に新たなコマンドのディレクトリパスを追加します。

exportコマンドは、環境変数を設定することができるコマンドです。

ターミナル | 環境変数を設定する
1
export 環境変数名=

$PATHには、以下のように現在設定されるPATHの情報が含まれています。

ターミナル | $PATHに設定されている情報(デフォルトの場合)
1
2
echo $PATH #PATHの情報を確認する 
/usr/local/bin:/usr/bin:/usr/sbin:/sbin #現在設定されるPATHの内容

この$PATHに追加するディレクトリパスをコロン(:)で区切り設定します。

パスの優先度により値の指定方法が違います。

  • 優先度高 - 追加するコマンドのディレクトリパス:$PATH
  • 優先度低 - $PATH:追加するコマンドのディレクトリパス

既存のパスよりも優先度低い順番でパスを設定する場合は、以下のように記述します。

ターミナル | 既存パスよりも優先度低いパスの設定方法
1
export $PATH=$PATH:追加するコマンドのディレクトリパス

既存パスよりも優先度低いパス設定

既存のパスよりも優先度高い順番でパスを設定する場合は、以下のように記述します。

ターミナル | 既存パスよりも優先度高いパスの設定方法
1
export $PATH=追加するコマンドのディレクトリパス:$PATH

既存パスよりも優先度高いパス設定

ぴっかちゃん

次でPATHを通す方法の説明が終わるよ。あと少し頑張ろう!

「.zshrc」にパスを設定する

exportコマンドで設定したものは、一時的でターミナルを閉じると消えてしまいます。
毎回手動でパスを設定するのは、大変ですよね。

このような場合、ホームディレクトリ配下にある「.zshrc」にexportコマンドを利用してパスを設定することで、自動で実行されるようになります。

以下のように>>で左側の内容を右側のファイルに追記できます。

ターミナル | .zshrcファイルにパスを設定する
1
export $PATH=$PATH:追加するコマンドのディレクトリパス >> "~/.zshrc"

ターミナルを再起動すると設定が反映されます。
または以下のコマンドを実行すると、再起動なしに設定を反映させることができます。

ターミナル | 再起動なしに設定を反映させる
1
source ~/.zshrc
ポイント
  1. コマンド実行時に、左のパスから優先的に検索される
  2. $PATHに新たなコマンドのディレクトリパスを設定する
  3. 手動ではなく自動で設定できるように「.zshrc」に設定する必要がある

3-4.HomebrewのGitにPATHを通そう

HomebrewでインストールしたGitを利用できるようにPATHを通していきましょう。

※ ターミナルで「git --version」を実行して、「② Macに標準で入っているGit」が表示された方のみ操作を行います。

Homebrewと標準のGitを比較する

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | を確認する
1
echo 'export PATH="/usr/local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc

次に設定を反映されるために、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | 再起動なしに設定を反映させる
1
source ~/.zshrc

以下のコマンドを実行して、バージョンの末尾に(Apple Git-xxx)が付いていなければHomebrewのGitが利用できるようになっています!

ターミナル | Gitのバージョンを確認する
1
git --version

HomebrewでインストールしたGit

これでGitの用意ができました。次のrbenvへ進みましょう!

ぴかわかさん

4.rbenvを用意しよう

次にRubyでよく使われるバージョン管理ツールのrbenvを用意していきます。

rbenvをインストールする前に、「rbenvとは何か」「どんなことができるのか」を学んでいきましょう。

rbenvとは

rbenvとは、複数のRubyを管理してくれるツールのことです。

例)実際の開発現場は「Twitter風のアプリではRuby 2.6.9、Instagram風アプリではRuby 2.7.5」というようにプロジェクト毎に異なるバージョンのRubyで動かすことが多いです。

2つのアプリを開発していた場合

rbenvは、同時に複数のRubyのバージョンをインストールして、プロジェクト毎に適したバージョンでRubyを動かすことができます。

ぴっかちゃん

rbenvは、軽量で簡単にRubyのバージョンを切り替えることができるよ

4-1.rbenvのバージョンを確認しよう

まずはターミナルを開いて、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | rbenvのバージョンを確認する
1
rbenv -v

画像のように「rbenv ○.○.○」とバージョンが表示されていれば、既にインストールされているので「5.Rubyを用意しよう」へ進みましょう。

※バージョンは一致している必要はありません。

rbenvのインストール状態

「command not found」と表示された方は、rbenvがまだインストールされていないので次に進みましょう。

4-2.rbenvをインストールしよう

rbenvをHomebrewでインストールしていきます。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Homebrewでrbenvをインストールする
1
brew install rbenv

画像のように「Installing rbenv」が表示されたら、インストールができています!

brewインストール

4-3.rbenvが導入できたか確認しよう

続いて、rbenvが正常にインストールされているか確認しましょう。

以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | rbenvのバージョンを確認する
1
rbenv -v

「rbenv ○.○.○」のように表示されていれば、インストールは完了となります。

インストール後rbenvのバージョンを確認する

4-4. rbenvにPATHを通そう

最後にインストールしたrbenvに対して、PATHを通す作業を行います。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | rbenvにPATHを通す
1
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc

次にrbenvのshimsを有効にするために、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | rbenvにPATHを通す
1
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc

最後に、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | 再起動なしに設定を反映させる
1
source ~/.zshrc

これでrbenvの用意ができました。次のRubyへ進みましょう!

ぴかわかさん

5.Rubyを用意しよう

Macには標準でRubyがインストールされていますが、バージョン管理を行うためrbenvでRubyをインストールしていきます。

Rubyとは

rubyとは

Rubyとは、日本製のプログラミング言語(コンピュータに指示を伝えるための言語)です。

プログラミングは、コンピュータへの命令をテキストエディタにプログラミング言語を使って、ひとつひとつ記述していきます。

Rubyの設計思想として「シンプルにコードが書けること」があり、非常に簡潔にコードを記述することが可能です。

ぴっかちゃん

日本語のドキュメントも大量に揃って学習環境も充実しているため、初心者でも習得しやすい言語だよ!

5-1.インストール可能なRubyのバージョンを確認しよう

まずは、rbenvでインストール可能なRubyのバージョンを確認してみましょう。
以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | インストール可能なRubyのバージョンを一覧表示する
1
rbenv install --list

画像のようにインストール可能なRubyのバージョンが一覧で表示されます。

インストール可能なRubyのバージョン

今回は、2.7.5のバージョンを指定してRubyをインストールします。

※一覧に2.7.5がない場合は、2.7.×の最後の数字が5以上のバージョンをインストールしてください。

5-2.Rubyをインストールしよう

次にバージョンを指定して、Rubyのインストールをしましょう。

以下のコマンドを実行してください。
2.7.5がない場合は、自身の環境に合わせてバージョンの部分を変えてください。

ターミナル | Ruby 2.7.5をインストールする
1
rbenv install 2.7.5

実行すると、Rubyのインストールが開始されます。
少し時間がかかるので待ちましょう。

インストールに成功すると、画像のように「Installed ruby-2.7.5 ~」と表示されます。

Rubyのインストールが成功

5-3.Rubyが導入できたか確認しよう

以下のコマンドを実行して、Rubyが正常にインストールされているか確認してみましょう。

ターミナル | rbenvでインストールしたRubyのバージョンを表示する
1
rbenv versions

画像のようにバージョンが表示されたら、問題ありません。

rbenvでインストールしたRubyのバージョンを表

上の画像のsystemとは、Macに標準搭載されるRubyのことです。
左側にあるアスタリスク(*)は、現在適用されているRubyを表します。

ぴっかちゃん

rbenvで導入したRubyを利用するには、切り替え作業が必要だよ!

5-4.バージョンを切り替えよう

rbenvでインストールした2.7.5にバージョンを切り替えましょう。
2.7.5ではない方は、インストールしたバージョンを指定してください。

以下のコマンドを順番に実行してください。

ターミナル | rubyを2.7.5に設定する
1
rbenv global 2.7.5
ターミナル | 適切なバージョンのコマンドを利用可能にする
1
rbenv rehash

最後に、以下のコマンドを実行して2.7.5へ切り替えられたか確認してみましょう。

ターミナル | rubyのバージョンを確認する
1
ruby -v

画像のようにインストールしたバージョンが表示されていれば、問題ありません。

2.7.5に切り替え成功

これでRubyの用意ができました。次のMySQLへ進みましょう!

ぴかわかさん

6.MySQLを用意しよう

次に世界でも多くの企業で使われているデータベース管理システムのMySQLを用意していきます。

MySQLとは

MySQL

MySQLとは、人気の高いデータベース管理システム(データの検索・編集など効率化するソフトウェア)です。

Webアプリケーションを作るためには、データを保存する先としてデータベース(MySQL)が必要になります。

6-1.MySQLのバージョンを確認しよう

以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | mysqlのバージョンを確認する
1
mysql --version

「mysql Var 14.14~」のように表示されていれば、既にインストールされているので「7.Ruby on Railsを用意しよう」へ進みましょう。

インストール状態

インストールされていない方は、次に進みましょう。

6-2.MySQLをインストールしよう

HomebrewでMySQLのインストールをしましょう。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | HomebrewでMySQLをインストールする
1
brew install mysql@5.7

実行すると、MySQLのインストールが開始されます。
少し時間がかかるので待ちましょう。

インストールに成功すると、以下のような表示がされます。

MySQLのインストールが成功

6-3.MySQLにPATHを通そう

HomebrewでインストールしたMySQLを利用できるように、PATHを通しましょう。

以下のコマンドを順番に実行してください。

ターミナル | HomebrewでインストールしたMySQLにPATHを通す
1
echo 'export PATH="/usr/local/opt/mysql@5.7/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
ターミナル | 再起動なしに設定を反映させる
1
source ~/.zshrc

最後に、以下のコマンドを実行してPATHが通せたか確認してみましょう。

ターミナル | MySQLのバージョンを確認する
1
mysql --version

PATHが通ると、画像のように「mysql Var 14.14~」と表示されます。

MySQLのバージョンを確認する

6-5.MySQLを起動させよう

実際にMySQLを起動してみましょう。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | MySQLを起動させる
1
mysql.server start

画像のように表示されたら、起動することができています。

MySQLを起動させる

次に、rootユーザーとしてログインしてみましょう。
以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | rootユーザーでMySQLに接続する
1
mysql -uroot

実行すると、画面が切り替わります。
画像のように表示されたら、問題なくログインができています。

ログイン

ログアウトは、以下のようにexitと入力してreturnキーを押しましょう。

ログアウト

※ このままだと、PCの再起動でmysqlサーバーも止まってしまいます。
mysql.server startを毎回手動で行う必要がありますが、Homebrewのサービス管理機能で自動に起動することができます。

6-6.MySQLの自動起動を設定しよう

最後にMySQLの自動起動の設定をしていきましょう。

以下のコマンドを順番に実行してください。

ターミナル | homebrew-servicesをインストールする
1
brew tap homebrew/services
ターミナル | MySQLの自動起動を設定する
1
brew services start mysql@5.7

画像のように表示されたら、問題なく自動起動の設定ができています!

自動起動の設定が成功

これでMySQLの用意ができました。最後のRailsへ進みましょう!

ぴかわかさん

7.Ruby on Railsを用意しよう

いよいよ環境構築も終わりに近づいてきました。

Ruby on Railsをインストールするだけではなく、アプリケーションを作成して実際に動かすところまで行います。

Ruby on Railsとは

Ruby on Rails

Ruby on Railsとは、プログラミング言語であるRubyで作られた非常に強力なフレームワーク(開発作業を効率化するための骨組み、テンプレートのようなもの)です。

Ruby on Railsを使うと、簡単に素早くWebアプリケーションを開発できるようになります。

7-1.Ruby on Railsをインストールしよう

バージョンを指定して、Ruby on Railsのインストールをしましょう。

まずは、以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Ruby on Railsをインストールする
1
gem install rails -v '6.1.3.1'

インストールに成功すると、動画のように指定したバージョンのRailsが表示されます。

railsインストール成功

次に以下のコマンドを実行して、railsコマンドを利用可能にしましょう。

ターミナル | 適切なバージョンのコマンドを利用可能にする
1
rbenv rehash

最後に、以下のコマンドを実行してインストールできたか確認してみましょう。

ターミナル | railsのバージョンを確認する
1
rails -v

画像のように「Rails 6.1.3.1」と表示されたら、インストールは完了となります。

rails 6.1.3.1を表示

7-2. Bundlerをインストールしよう

次は、Bundlerのインストールをしましょう。

Bundlerは、gem(Ruby言語用の外部ライブラリ)のバージョンや依存関係を管理します。複数人で開発する際にgemのバージョンが上がってもエラーを起こさずに開発できます。

以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Bundlerをインストールする
1
gem install bundler

インストールに成功すると、画像のように「1 gem Installed」と表示されます。

HomebrewでBundlerをインストールする

以下のコマンドを実行して、インストールできたか確認してみましょう。

ターミナル | Bundlerのバージョンを確認する
1
bundle -v

画像のように問題なくバージョンが表示されたら、インストールは完了となります。

Bundlerのバージョンを確認する

7-3.yarnとwebpackerをインストールしよう

最初に、yarnのインストールをしましょう。

yarnは、JavaScriptのパッケージ管理ツールです。
Rails6でwebpackerが標準になったことにより、yarnをインストールする必要があります。

以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | Homebrewでyarnをインストールする
1
brew install yarn

インストールに成功すると、画像のように表示されます。

Homebrewでyarnをインストールを完了

次にwebpackerをインストールしておきましょう。
以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | webpackerをインストールする
1
rails webpacker:install

画像のように表示されたら、インストールは完了となります。

webpackerもインストール

※webpackerについては、後のカリキュラムで詳細に説明します。

7-3.Node.jsをインストールしよう

Railsを動かすために必要なNode.jsのインストールをしましょう。

まずは、nodebrewをインストールします。
nodebrewとは、複数のNode.jsを管理してくれるツールです。Rubyのrbenvのような役割をしてくれます。

以下のコマンドを実行しましょう。

ターミナル | Homebrew経由でnodebrewをインストールする
1
brew install nodebrew

インストールできたか確認するために、以下のコマンドを実行しましょう。

ターミナル | nodebrewのバージョンを確認する
1
nodebrew -v

画像のようにバージョンが表示されたら、nodebrewのインストールは完了となります。

nodebrewのインストール

次にnodebrewのセットアップを行いましょう。
以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | nodebrewのセットアップを行う
1
nodebrew setup

続いて、以下のコマンドを実行してNode.jsのインストールをしましょう。

ターミナル | 安定版のNode.jsをインストールする
1
nodebrew install-binary stable

インストールしたバージョンを確認してみましょう。
以下のコマンドを実行してください。

ターミナル | nodebrewでインストールしたバージョンの一覧を表示する
1
nodebrew ls

バージョンの一覧を表示

「current: none」と表示されているように、インストールしたバージョンを利用できるように切り替える必要があります。

上記で表示されたバージョンを指定して、以下のコマンドを実行してください。
v16.13.1の箇所は、必要に応じて変えましょう。

ターミナル | インストールしたバージョンに切り替える
1
nodebrew use v16.13.1

最後にPATHを通します。
以下のコマンドを順番に実行してください。

ターミナル | PATHを通す
1
echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
ターミナル | 設定内容を再起動なしに反映させる
1
source ~/.zshrc

以下のコマンドを実行して、バージョンが表示されたらインストールは完了となります。

ターミナル | nodeのバージョンを確認する
1
node -v

バージョンが表示

ぴっかちゃん

最後にRailsアプリケーションを作成して起動してみよう!

7-4.Railsアプリケーションを作成しよう

これまでの環境構築の手順で、ソフトウェアの導入や設定が正しくできたか確認するために、Railsでアプリケーションを作成して動かしていきます。

作成するアプリケーションは確認用なので、最後に削除します。
そのため今回は作業用ディレクトリは作成せず、ホームディレクトリで直接アプリケーションを作成します。

以下のコマンドを順番に実行してください。

ターミナル | ホームディレクトリへ移動する
1
cd
ターミナル | Railsアプリケーションを作成する
1
rails _6.1.3.1_ new sample_app

完了まで少し時間がかかるので待ちましょう。

※Railsアプケーションについては、次のカリキュラムで詳細に説明します。ここでは確認作業として手順に従ってコマンドを実行しましょう。

ぴかわかさん

続いて以下のコマンドを実行して、アプリケーションフォルダが作成されているか確認しましょう。

ターミナル | ファイルを一覧表示する
1
ls

画像のようにsample_appが表示されたら、アプリケーションが作成できています。

sample_appを確認

sample_appが作成されていたので、cdコマンドでカレントディレクトリを変更します。

ターミナル | sample_appに移動する
1
cd sample_app

カレントディレクトリをsample_appに変更した状態で、以下のrails s(rails sever)を実行しましょう。

ターミナル | Railsアプリケーションを起動させる
1
rails s

sample_appフォルダでサーバ立ち上げる

動画のようにUse Ctrl-C to stopまで表示されたら起動完了です。

Railsサーバを起動する

続いて「http://localhost:3000」にアクセスすると、Railsアプリケーションが動作します。

画像のように表示されたら、問題なく起動できています。

Railsアプリケーションが動作

サーバーを停止するには、ターミナルでcontrol + Cを押してください。

コマンドを実行すると、画像のようにサーバーが停止してプロンプトが表示されます。

サーバー停止

ぴっかちゃん

これでRuby on Railsの環境構築は終わりだね!!

次のカリキュラムで本格的にRailsアプリを作成するから、今回作成したsample_appは以下のコマンドを実行して削除しておこう

ぴかわかさん

順番に以下のコマンドを実行して、アプリケーションフォルダを削除します。

ターミナル | ホームディレクトリへ移動する
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cd
ターミナル | sample_appフォルダを削除する
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rm -r sample_app
ターミナル | sample_appが削除できたか確認する
1
ls

sample_appが削除できたか確認する

さいごに

この章ではローカル環境にRuby on Railsの開発環境を用意する方法、PATHの通し方、必要なソフトウェアの特徴について学びました。特に「PATHを通す」の概念をきちんと理解できていれば、コマンドが使えないというエラーにも正しく対処することができます。

次の章では、いよいよカリキュラム用のアプリケーションを作成していきます。

この記事のまとめ

  • ローカルとは、ネットワーク越しに存在しない特定の狭い範囲のこと
  • 大半は、自分の手元で直接操作できるコンピュータをローカルと指す
  • ローカル開発環境の構築とは、開発に必要なソフトウェアをローカルに導入し、Webアプリケーションを動かせるように設定すること

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わかった!