Ruby
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【Ruby】 オブジェクトとは何か?基本となる知識をマスターしよう!
オブジェクトとは、Rubyで扱うことができる全てのデータのことです。
オブジェクトに対して可能な操作はメソッドの呼び出しのみですが、このメソッドはオブジェクトが所属するクラスによって変わります。
オブジェクトの基礎知識
Rubyのプログラミングで使用する文字や数字などのデータやメソッドはオブジェクトという形でデータ化されます。
Rubyのオブジェクトは必ず何らかのクラスのインスタンスです。
オブジェクトには様々な種類があります。
オブジェクト名 | 属するクラス |
---|---|
文字列 | Stringクラス |
整数 | Integerクラス |
時刻 | Timeクラス |
日付 | Dateクラス |
ハッシュ | Hashクラス |
属するクラスによって扱えるデータが異なります。
他の言語の場合、変数を定義するとき上のようなオブジェクトの種類(型)を設定しなければなりませんが、Rubyの場合その必要がないので簡潔にコードが書けます。
関連のある変数やメソッドを1つのオブジェクトとしてとらえるのでコードの管理が非常にわかりやすくなります。
このような考えを「オブジェクト指向」と呼びます。オブジェクト指向やクラスの概念については、たい焼きで理解するオブジェクト指向におけるクラスの概念を参考にしてください。
また、こちらの参考書でも丁寧に解説されているので、初学者の方でオブジェクトについて理解を深めたい方におすすめです。
この記事のまとめ
- Rubyのオブジェクトとは、Rubyで扱えるすべてのデータのこと
- オブジェクトは、必ず何らかのクラスのインスタンスなる
- オブジェクトが所属するクラスによって操作可能なメソッドが変わる
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