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被リンクとは?SEO効果を高める獲得方法を徹底解説
この1記事で、被リンクの基本から実行手順まで一気に把握できます。明日から被リンク施策に着手し、効果を確かめながら被リンク運用を回して、自社サイトの検索順位を向上できるようになります。
「SEOで結果を出したい」、「検索順位を上げたい」と考える際、被リンクは非常に重要な要素です。
この記事では、被リンクの基礎知識から具体的な獲得方法、注意点まで、検索順位を向上させるために必要な情報を解説します。
- 被リンクがSEOに重要な理由
- Googleが評価する質の高い被リンクの条件
- 実践的な被リンク獲得方法
この記事を参考に、明日から被リンク施策に着手し、効果を確認しながら運用を回すことで、自社サイトの検索順位を向上させることができるようになります。
被リンクの基礎を3分で
この章では、被リンクの基礎についてわかりやすく解説していきます。
被リンクとは
被リンクとは、外部サイトから自社サイトに向けて設置されるリンクのことを指します。別名では「バックリンク」や「外部リンク」とも呼ばれます。
これに対して、同じサイト内でページ同士をつなぐリンクは「内部リンク」と呼ばれます。

被リンクとは、他のウェブサイトが自社サイトのコンテンツを参照・紹介する際に設置するリンクのことです。被リンクの数と質は、SEOにおいて非常に重要な役割を果たします。
なぜ被リンクが重要なのか
では、なぜ被リンクがこれほど重要なのでしょうか。
被リンクがSEOで重要視される最大の理由は、Googleが検索順位を決定する際の重要な指標として被リンクを評価すると公言しているためです。
Googleが被リンクを評価する背景には「良質なコンテンツは自然と他者から引用・参照される」という考え方があります。他のサイト運営者が自発的にリンクを貼るということは、そのコンテンツに価値があると判断した証拠だとGoogleは解釈するからです。

つまり、被リンクが多いサイトは「多くの人から支持されている信頼性の高いサイト」としてGoogleに評価されるため、検索順位が上がりやすくなります。
ここで重要なのは、被リンクは「量」よりも「多様性」が評価される点です。一つのサイトから大量にリンクを獲得するよりも、複数の異なるサイトから少しずつリンクを獲得する方が効果的です。
これは人間の評価に例えるとわかりやすいです。たとえば、1人が何度も「これは良いサイトです」と評価するよりも、たくさんの人から「これは良いサイトです」と評価される方が、客観的な信頼性は高くなります。
以下は一人の人から誉められているイメージ画像です。

それに対し、以下の画像は多くの人から誉められているイメージ画像です。

比較すると、多くの人から評価されている方が、客観的に信頼できることがイメージできると思います。
検索エンジンも同様に、さまざまなサイトから被リンクを獲得しているサイトを高く評価します。
Googleが評価しやすい被リンクとは
ここまでで、SEOにおける被リンクの重量性について理解できたと思います。
次に大切なのは「質の高い被リンク」を見極めることです。やみくもに被リンクを増やしても、自作自演や不自然なリンクはGoogleから評価されません。場合によってはペナルティの対象となり、かえって検索順位を下げてしまうリスクすらあります。
被リンクにおいては「量」も重要ですが、それ以上に「質」が重視されます。質の高いリンクとは、以下の4つの条件を満たすリンクです。
- 発リンク元の信頼性が高いリンク
- 関連性の高いリンク
- 自然なアンカーテキストとリンク配置があるリンク
- 参照元の品質条件が高いリンク(noindex回避・スパム性なし)
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1. 発リンク元の信頼が高いリンク

信頼性の高いサイトとは、公的機関のサイトや専門性の高いメディアサイトを指します。
例えば、政府機関が運営するgo.jpドメインのサイトや、大学などの学術機関が運営するac.jpドメインからの被リンクは、非常に高い信頼性があります。また、業界で広く認知されている専門メディアや、権威あるニュースサイトからの被リンクも同様に高く評価されます。
このような信頼性の高いサイトからリンクを獲得できれば、自社サイトの信頼性や評価も高まりやすくなります。
2. 関連性の高いリンク

被リンク元のサイトと自社サイトのテーマに関連性があることも重要です。
たとえば、料理レシピサイトが食品メーカーや料理系ブログからリンクを獲得するのは自然ですが、まったく無関係な金融サイトからリンクされるのは不自然です。
Googleは文脈も含めてページ同士の関係性を理解し、関連性の高いサイト間のリンクを「自然で価値のあるリンク」として評価します。業界内のサイトや、同じ分野を扱うサイトからのリンク獲得を優先することが、効果的な被リンク戦略につながります。
3. 自然なアンカーテキストとリンク配置があるリンク
アンカーテキスト(リンクに設定されている文字列)が自然であることも、非常に重要なポイントです。
もし自社サイトへのリンクのアンカーテキストが、すべて以下のような狙ったキーワードだけで構成されていたら、不自然だと判断される可能性があります。
- 「SEO対策 東京」
- 「東京 SEO対策 格安」
- 「SEO対策サービス 東京 おすすめ」
このように、検索順位を上げたいキーワードをそのまま詰め込んだアンカーテキストばかりだと、「SEO目的で人工的に作られたリンク」とGoogleに判断されやすくなります。
理想的なアンカーテキストの例は、以下のようなものです。
- 「株式会社○○」(ブランド名・企業名)
- 「https://example.com」(URLそのもの)
- 「こちらの記事で詳しく解説されています」(自然な文章の一部)
- 「SEO対策の基礎ガイド」(ページタイトル)
- 「○○社のSEOサービス」(サービス名を含む自然な表現)
このように、さまざまなパターンのアンカーテキストが混在している状態が、より自然なリンクと言えます。
また、リンクが配置される場所も重要です。コンテンツ本文の中に、文脈に沿って自然な形で設置されたリンクは、フッターやサイドバーに機械的に羅列されたリンクよりも高く評価されます。
4. 参照元の品質条件が高いリンク(noindex回避・スパム性なし)
被リンク元のページ自体が、検索エンジンにインデックスされていることも重要です。
noindexタグが設定されているページや、robots.txtでクロールをブロックされているページからのリンクは、検索エンジンに認識されにくくなります。その結果、被リンクとしてのSEO効果はほとんど期待できません。
また、以下のようなスパム的要素を持つサイトからのリンクは避けましょう。
- 大量の広告で埋め尽くされたサイト
- 自動生成された低品質なコンテンツを含むサイト
- 明らかにSEO目的だけで作られたサイト
- マルウェアやフィッシング詐欺に関連するサイト
質の高い被リンクを獲得するためには、リンク元のサイトを事前に確認し、信頼性やコンテンツの質を見極めることが重要です。
良質な被リンクの獲得法
ここまでで、被リンクの重要性や、効果的な被リンクの特徴について理解できたと思います。
この章では、実際に良質な被リンクを獲得するための具体的な方法を解説していきます。ここまでに学んだ知識を活かし、自社サイトに適した被リンクの型を見極めて、実践していきましょう。
| 型 | 特徴 |
|---|---|
| 資産型 | 被リンクを得やすい資産となるコンテンツや仕組みを作る手法 |
| 関係構築型 | 他のウェブサイトやメディアと関係を築き、被リンクを増やす手法 |
| 画像・コンテンツの転載型 | 引用されやすい画像・コンテンツを作成し、出典リンクを獲得する方法 |
| リンク置換型 | リンク切れを見つけ、代替リンクとして被リンクを獲得する手法 |
| 共同制作&成功事例型 | 専門家などと協力してコンテンツを制作し、被リンクを獲得する手法 |
資産型
資産型とは、被リンクを得やすい資産となるコンテンツや仕組みを作る手法です。一度作成すれば、継続的に被リンクを生み出す可能性があるストック型の施策であるのが特徴です。
具体的には以下のようなコンテンツが該当します。
1. データ・統計コンテンツ

業界の動向調査や市場分析、アンケート結果など、オリジナルのデータや統計をまとめたページです。
独自のデータは、他のサイト運営者が記事を書く際に引用したくなる貴重な情報源となります。特に、定期的に更新される統計データは、継続的な被リンク獲得につながります。
効果的なデータコンテンツの例としては、以下のようなものがあります。
- 業界年次レポート
- ユーザー行動調査の結果
- 市場規模や成長率の分析
- ベンチマーク調査
具体的な方法については「市場調査レポートで被リンクを獲得する方法」の記事を参照してください。
2. 無料ツール・テンプレート配布

実務で役立つツールやテンプレートを無料で提供することで、自然な被リンクを獲得することができます。
効果的なツール・テンプレートの例としては、以下のようなものがあります。
- 計算ツール(消費税計算ツール、見積もりシミュレーターなど)
- チェックリスト(SEO診断、セキュリティチェックなど)
- Excelテンプレート(予算管理、プロジェクト管理など)
- デザインテンプレート(プレゼン資料、レポートフォーマットなど)
ユーザーがこれらのツールを使って価値を感じると、自身のブログやSNSで紹介してくれる可能性が高まります。
その結果として自然な被リンクを獲得することができます。
具体的な手法については「無料ツール配布で被リンクを増やす方法」の記事を参照してください。
関係構築型

他のウェブサイトやメディアと関係を築き、お互いにリンクをし合ったり、寄稿やゲスト投稿を通じて被リンクを獲得する手法です。
それぞれ、解説していきます。
1. 相互リンク営業
関連性の高いサイト同士で相互リンクを設置し合う方法です。そのために、自社サイトと関連性のあるサイトをピックアップし、相互リンクを依頼するメールを送信するといった営業活動が必要になります。
ただし、実施する際には注意が必要です。
相互リンクは、適切に行えば有効な手法ですが、やり方を間違えるとスパムと判断されるリスクがあるためです。
具体的な手法については「相互リンク営業とは?初心者でもできる被リンク獲得のコツ」の記事を参照してください。
2. 寄稿やゲスト投稿
関連性の高いサイトに寄稿やゲスト投稿を行い、記事内や執筆者プロフィールに自社サイトへのリンクを設置することで、自然な被リンクを獲得する方法です。
寄稿やゲスト投稿のメリットには、以下のようなものがあります。
- 権威あるサイトからの被リンクを獲得できる
- 新しい読者にリーチできる
- 専門家としての認知度が向上する
- 長期的な関係を構築できる
具体的な手法については「寄稿で被リンクを増やす!初心者でもできる効果的なSEO対策」の記事を参照してください。
画像・コンテンツの転載型(クレジット/リンク付与依頼の型)

引用されやすい高品質な画像やコンテンツを作成し、他サイトで使用された際に出典リンクを獲得する方法です。
例えば、高品質な画像は他のウェブサイトで利用されることがあります。その際、逆画像検索を使って自分の画像が使われているサイトを確認し、画像引用元としての被リンクを依頼をすることができます。
逆画像検索の方法や、引用されやすい画像の作り方については逆画像検索で無断使用を被リンクに変える完全ガイドを参照してください。
リンク置換型

ウェブ上のリンク切れ(404エラー)を見つけ、そのリンク先の代わりとして自社サイトのリンクを提案することで被リンクを獲得する方法です。
実際の手順は、以下のような流れになります。
- 自社の専門分野に関連するサイトを選定
- リンクチェックツールでリンク切れを発見
- リンク切れページの内容を前後のテキストから推測
- 同じテーマの自社コンテンツを用意(必要に応じて新規作成)
- サイト運営者に連絡し、代替リンクとして提案
具体的な手法については「切れたリンクで被リンクゲット!初心者でもできるリンク切れ営業完全ガイド」の記事を参照してください。
共同制作&成功事例型
他社や専門家と協力してコンテンツを制作したり、顧客の成功事例を紹介したりすることで、自然な被リンクを獲得する方法です。
具体的には以下のようなコンテンツが該当します。
インタビュー記事

業界の専門家や影響力のある人物にインタビューし、その内容を記事化する方法です。取材を受けた人は、自身が登場する記事を自分のサイトやSNSでシェアする傾向があるため、自然な被リンクを獲得しやすくなります。
効果的な進め方は、以下の通りです。
- 業界で認知度の高い専門家を選定
- 読者にとって価値のある質問を用意
- インタビュー内容を高品質な記事として編集
- 取材を受けた人に公開前のチェックを依頼
- 公開後、取材を受けた人にシェアを促す
ケーススタディ・導入事例
自社製品やサービスを利用した顧客の成功事例を詳しく紹介する方法です。顧客企業は、自社の成果をアピールするためにこの事例を自社サイトから紹介することが多く、自然な被リンクを獲得しやすくなります。
事例の構成としては、以下のような項目が適しています。
- 顧客が直面していた課題
- 導入のきっかけと選定理由
- 具体的な活用方法
- 定量的な成果(数値データ)
- 担当者のコメント
Expert Roundup(専門家まとめ記事)
特定のテーマについて、複数の専門家から意見やアドバイスを集めて一つの記事にまとめる手法です。
実施の基本的な手順は、以下の通りです。
- 関心を集めるテーマを設定
- 業界の専門家に質問を送付
- 回答を集めて一つの記事に編集
- 各専門家のプロフィールとサイトリンクを掲載
- 完成後、参加した専門家に通知
参加した専門家は、自分が登場する記事をシェアしたりリンクしたりする傾向があるため、複数の被リンクを同時に獲得できる可能性があります。
このように、被リンクの獲得方法にはさまざまな手法があります。この中から、自社にとって最も効果が期待できる方法を選び、実践してみましょう。
まとめ
この記事では、被リンクの基礎知識から具体的な獲得方法まで解説してきました。
被リンク施策で最も重要なのは、数よりも質を優先することです。信頼性が高く、関連性のあるサイトからの自然なリンクを獲得しましょう。
この記事で紹介した5つの獲得方法(資産型、関係構築型、画像転載型、リンク置換型、共同制作型)の中から、自社のリソースに合った手法を1〜2つ選んで実践するのが効果的です。すべてを同時に行う必要はありません。
被リンク施策は即効性はありませんが、質の高いリンクを地道に積み上げることで、確実にSEO効果を生み出します。まずはGoogle Search Consoleで現状の被リンクを確認し、獲得方法を1つ選んで、月に5〜10本を目標に実行しましょう。
被リンクは、SEOにおいて今でも重要な要素です。この記事で学んだ知識を活かして、今日から被リンク獲得施策を始めてみてください。
